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その日のエピソードをその姉妹の親がポスト
パート1/3
我が娘たちは、どうやってBABYMETALと出会い、そして実際に会うことになったのか。
それはまるで、おとぎ話のような奇跡でした。
約18か月前、私たちが2階で音楽を聴いていたとき、夫が「RATATATA」を流したんです。
すべては、そこから始まりました。
それから数日間、家の中ではずっとあのメロディーが口ずさまれ、3人の娘たちはすっかりBABYMETALの虜になりました。
そして、娘たちは夢中になってBABYMETALについて調べ始めました。
同じコンサートでも、カメラが別の場所を映しているときにメンバーが何をしているのかまで知りたくて、いろいろな動画を探して見比べたり、振り付けを覚えたり、日本語の歌詞とその意味を調べたり。
さらには、日本語や日本の礼儀作法、文化についての本まで読み始めました。
「いつかBABYMETALに会えたときのために」と、日本語の練習も始めました。
そして、思い描いている衣装がなかなか見つからないと、「手芸屋さんに行きたい!」と言い出しました。
友人にミシンの使い方を教えてもらい、そのミシンを家に置いてもらうと、あとは娘たちが自分たちで作り始めました。
布を切って、縫って、失敗して、ほどいて……。
何度も何度もやり直しながら、ついに自分たちだけの衣装を完成させたのです。
その一方で、父親と私は、娘たちをワクワクさせるために、6か月かけて壮大な宝探しを計画していました。
なぞなぞや暗号、地図、隠された手がかり。
そして、街の人たちにも協力してもらいながら、少しずつ謎を解いていく冒険です。
最後のヒントを手に家へ戻ってきた娘たちは、海岸近くで本物の宝箱を見つけました。
そして、そこから約4時間もかけて、必死になって地面を掘り続けたのです。
宝箱の中には、私たちが本物の宝物に見えるように手作りしたコインや古いアクセサリーなど、まるで何年もそこに埋められ、ずっと発見されるのを待っていたかのような品々が入っていました。
娘たちは、これで冒険は終わりだと思っていました。
それだけでも、一生忘れられない思い出になるはずでした。
ところが、宝物の下には、さらに鍵のかかった小さな金庫が隠されていたのです。
そして、その中に入っていたのは――
BABYMETALのコンサートチケットでした。
自分たちが手にしているものの意味に気づいた瞬間、長女は涙をこらえ、2人の妹たちは驚きのあまり、ただ呆然と立ち尽くしていました。
それは、「もしかしたらBABYMETALに会えるかもしれない」と思ったからではありません。
もちろん、娘たちはいつか会えたらいいなと夢見ていました。
でも、本当に生でBABYMETALを見ることができるなんて、思ってもいなかったのです。
ましてや、BABYMETALが自分たちのところまで来てくれるなんて。
自分たちが日本へ行くことだって、考えていませんでした。
『コンサートに行ける。』
それだけで、もう十分すぎるほどの出来事でした。
まさに、夢が叶った瞬間だったのです。
読んでてちょっと泣きそうになった
いや、泣いた
わかるよ
自分も幼い孫のこと思い出してウルっとなってしまったよ
てかこういうストーリーを心待ちにしてたわ
書き込みの証拠も貼っておかないとな
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パート2/3
コンサート当日、娘たちは自分たちで作った衣装を着て会場へ向かいました。
会場に入る前から、すでにたくさんの人たちが娘たちに気づいてくれました。
そしてBABYMETALが登場すると、娘たちは踊り始めました。
18か月の間に、20曲以上の振り付けを練習していたのです。
私たちの周りにいた観客の皆さんは、本当に素晴らしい人たちでした。
まるで家族のように娘たちを受け入れてくれて、励ましてくれて、一緒に声援を送り、同じ瞬間を一緒に楽しんでくれました。
あまりにも温かくて、私たちにとっても予想していなかった、心から嬉しい出来事でした。
BABYMETALのファンは、世界で一番素晴らしいファンだと思います。
私たちは、その夜、それを身をもって知りました。
そして、そのとき――
BABYMETALが娘たちに気づいてくれたのです。
指を差してくれました。
そして、娘たちが大型ビジョンに映し出されました。
アリーナ全体から大歓声が上がりました。
……本当に、アリーナ全体からです!!
それは、娘たちが家で何度も想像して、
「チケットを取れたら、きっとこんなことになるんだろうね」
と私たちに話していた光景と、ほとんど同じでした。
そして突然、その想像が現実になったのです。
警備員の方々は、娘たちが踊り続けられるようにスペースを空けてくれました。
そして夜の終わりには、警備主任の方がセットリストまでプレゼントしてくれました。
エクスフィニティ・センターのスタッフの皆さんは、本当に素晴らしかったです。
何十人もの人たちが娘たちと一緒に写真を撮りたがり、みんなが娘たちのことを「本物のBABYMETALのような女の子たち」と呼んでいました。
私たちは、これ以上ないくらい最高の夜だったと思っていました。
ところが、そのときです。
BABYMETALチームのジョニーがやって来ました。
そして、娘たちをバックステージに呼びたいと言ってくれたのです。
写真撮影のためのバックステージで、BABYMETAL本人たちに会えるわけではない。
私たちはそう理解していました。
でも、それだけでも十分でした。
私たちは、すでに大喜びしていたのです。
そしてバックステージに入ると――
まるで「RATATATA」のミュージックビデオからそのまま抜け出してきたかのように、曲がり角からSU、MOA、MOMOの3人がひょこっと現れ、娘たちを見つけた瞬間、3人の顔がパッと輝きました。
私たちが何より心を打たれたのは、3人が本当に気さくで、優しかったことです。
BABYMETALのチームも、FOX GODのクルーも、みんな同じように温かく接してくれました。
SUはすぐに長女と打ち解け、MOAとMOMOも子供たちにとても優しく接してくれました。
末っ子の男の子を笑わせようと、一緒になって遊んでくれたほどです。
3人は娘たちと話し、笑い合い、まるで娘たち自身が大スターになったかのような気持ちにさせてくれました。
そしてなんと、娘たちが自分たちで練習してきた小さなパフォーマンスまで、少しだけ披露することができました。
「いつかBABYMETALに見てもらいたい」
そんな、ほとんど叶うとは思っていなかった夢のために、一生懸命練習してきたものです。
あの夜は、確かにたくさんの幸運に恵まれていました。
でも、幸運だけでは、ここまでの準備はできません。
娘たちの夢は、ただ「BABYMETALに会いたい」ということだけでした。
それなのに、どういうわけか――
今度はBABYMETALのほうが、娘たちを見つけてくれたのです。
スペースを開けてくれたセキュリティも粋だわ
スリップノットのライブならそんなことしてくれるセキュリティおらんw
パート3/3
奇跡的な体験も終わり、車に乗り込んだ娘たちは、開口一番、
「明日起きたら、ホテルのプールに行ってもいい?」
と聞いてきました。
私は、そういうところが大好きです。
娘たちはまだ幼くて、世界のどこにでも魔法があると信じています。
非日常的な出来事にあれほど感激したかと思えば、その直後には何事もなかったかのように、ごく普通の日常へ戻っていく。
そんな姿を見ていると、人生のこの時期が、どれほど儚くて、どれほどかけがえのないものなのかを思い知らされます。
いつか、娘たちが手作りした衣装も、しまい込まれる日が来るでしょう。
BABYMETALの人形たちも、子供時代のほかの思い出の品々と一緒に、箱の中にしまわれる日が来るかもしれません。
あれほど一生懸命練習した日本語や、覚えた歌の一部も、いつか忘れてしまうかもしれません。
それでも―― この夜のことだけは、きっと永遠に残るでしょう。
見ず知らずだった人たちが集まり、家族のように娘たちを支えてくれた夜。
アリーナいっぱいの観客が、娘たちに向かって歓声を送ってくれた夜。
娘たちが憧れていたヒーローが、自分たちに気づいてくれた夜。
そして、もう一つの「ありえない」と思っていた扉が開き、見慣れた3人の顔が、曲がり角からひょこっと現れた夜。
私たちは、子供たちのために魔法のような冒険を作っているつもりでした。
でも最後には、私たち親にとっても、まさかこんな魔法のような出来事が待っているとは思ってもいませんでした。
私たちがこの宝探しを企画したのは、「この世界には、まだまだ驚きがある」
そして、「夢を叶えるために一生懸命準備をしていれば、いつかその瞬間を目の当たりにできることもある」と子供たちに信じてほしかったからです。
そしてごく稀に――
子供たちは、本当にその魔法を思い出させてくれるような物語を、自分自身の人生の中で体験するのです。
娘たちはすでに、「次のパフォーマンス用の衣装を作りたいから、布や素材を探すのを手伝って!」と私たちに頼んできています。
来年、日本でBABYMETALのツアーがあるときには、また会いに行くつもりです。
どうやら、この物語はまだ終わっていないようです。
SU、MOA、MOMO。
皆さんへの尊敬と感謝の気持ちを込めて、私たちはこれからも日本語を勉強し、ダンスを練習し、新しい衣装作りにも一生懸命取り組みます。
次にBABYMETALを観に行くときには、皆さんにお渡ししたい特別なプレゼントも持っていきます。
そして、BABYMETALチームの最高にクールなジョニーにも、特別な感謝を伝えたいです。
娘たちを大型ビジョンに映してくれて、そしてバックステージへ連れて行ってくれて、本当にありがとうございました。
エクスフィニティ・センターの警備主任の方、スタッフの皆さん、BABYMETALのクルー、そして娘たちを励ましてくださったすべての皆さんへ。
娘たちの夢を現実にする手助けをしてくださって、本当にありがとうございました。
全俺が泣いた
ひたすら尊いわ
引用元:
https://fate.5ch.io/test/read.cgi/babymetal/1789180547/
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