【海外】ポピーが日本のメタル界のスーパースターたちとのコラボレーションの意味を語る

「さあ、行こう！」という掛け声とともに突如現れた「 From Me to U 」は、華々しく幕を開ける。4月にシングルリリースされたこの曲は、日本のKawaiiメタル界の巨人BABYMETALとカメレオンのようなシンガーソングライターPoppyの初のタッグであり、BABYMETALの新作、コラボレーション満載のアルバム『Metal Forth 』の先行カットとしても話題を呼んでいる。最高に面白いミュージックビデオでは、Poppyが怪獣のようなモンスターに変身する様子が描かれている。
「この曲は未来都市をイメージして作りました！」とBABYMETALのモアメタルはMetal Hammerに語った。「BABYMETALが存在するユートピアと、ポピーが存在するディストピア、お互いに向き合いながらも共存している様子を描いています。」
この曲の歌詞「君に届け」は実は有名な漫画やアニメシリーズのタイトルで、ハーバード大学の音楽講師リアム・ハインズ・タワ氏は、この漫画のタイトルの正式な英語訳は確かに「From Me To You」であると明かした。

「From Me to u」の歌詞を書いたのは誰ですか？また、この曲は何についての曲ですか？

ポピー：「私が歌詞を書いて、BABYMETALがブリッジを書きました。数年前に持っていた日記に「君に届け」と書いていたのですが、歌うときの感覚が好きでした。もしまた曲の中で日本語を話すことがあれば（ポピーは2017年の「Moshi Moshi」、2019年の「Voicemail」と「I Disagree 」、2021年の「Eat」で日本語を使っています）、使いたいと思っていました。そうしたら、このコラボレーションが実現して、ジョーダン（フィッシュ、プロデューサーで元ブリング・ミー・ザ・ホライズン）と私がスタジオに入ったとき、試してみて、しっくりきたんです。私にとって、この曲は文字通り、私からあなたへ、つまり私からBABYMETALへ、そしてまた私からあなたへ、力を渡すことについての曲なのです。」

BABYMETALと一緒に仕事をすることで、あなた自身の曲と比べ、違った側面を表現することができましたか？

「曲作りをしながらBABYMETALの曲をたくさん聴いて、テンポが
速くてワクワクするものを作りたいって思ったんです。そこから、この曲が生まれたんです！」

動画の中でモンスターに変身するんですね！あれは何なんでしょうか？

「私にとって、それは時々私の内面の感情を反映しています。」

BABYMETALは2010年に、そしてあなたは2011年にデビューしました。お二人ともメタル界に進出した女性アーティストですが、彼女たちに親近感を感じることはありますか？

「以前のプロジェクトに取り組んでいた頃、BABYMETALからたくさんのインスピレーションをもらいました。彼女たちは素晴らしいし、才能も豊富だと思います。一緒に作り上げたものにとても満足しています！」

日本語を勉強されたんですよね？日本の文化で特に興味深いことは何ですか？

はい、4年間教室で勉強しました。最初はファッションやサブカルチャーに魅了されました。何度か日本を訪れた後、出会った日本のミュージシャンたちは本当に素晴らしく、刺激的でした。初めて日本に行った時、カフェの回転ケーキの上で演奏したことがあります。本当に素晴らしい経験でした。
https://www.loudersound.com/bands-artists/poppy-talks-babymetal-collab

歌詞のほとんどをポピーが書いたというのは興味深いですね。日本語の部分はBM側から来たものだと思っていました。

私も最初はそう思っていました。でも、すぅがここで日本語の歌詞について話している様子から、日本語を母国語とする人が書いたものではないことがわかります。

YG：ボーカルに関してはどのようにお考えですか？

SU-METAL：ボーカルの好きなところは、他の二人のコールアンドレスポンスの部分がすごく生き生きとして人間らしく聞こえるのに対して、私のボーカルラインはちょっとアンドロイドっぽく聞こえるんです。意識的に、人間が歌っているように聞こえるようにしたかったんです。歌詞は全部英語なんですが、ところどころで聞こえる日本語の部分は、聞き慣れた日本語には聞こえないんです。

ＹＧ：そうですね。

SU-METAL：AIが翻訳してくれた感じですね。それもアンドロイドっぽい感じで、普段の声とのコントラストをうまく出せたらいいなと思いながらレコーディングしました。

（出典：Young Guitar、2025年7月）