ジャパニーズ・メタルバンドが“自身のバンドのテーマ曲”を持っているワケ――「BABYMETAL DEATH」「X」「LOUDNESS」…






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1: 2017/09/09(土) 21:58:14.18 _USER9

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170909-01392380-sspa-soci

<文/山野車輪 連載第2回>

◆ジャパメタが2ちゃんで話題に

 前回の記事「今や世界が熱狂する「ジャパニーズ・メタル」 長らく押し込められた暗黒の時代を振り返る」にはたくさんの反響をいただいた。
2ちゃんねるでもスレッドが立ち、BABYMETALやX JAPANだけでなく、LOUDNESS、ANTHEM、聖飢魔II、VOW WOW、SHOW-YA、浜田麻里など、
さまざまなアーティストの名が飛び交い、筆者としても嬉しいかぎりです。

 ところでジャパメタ・リスナーには、LOUDNESSやX JAPANはともかく、JAM Project、DIR EN GREY、BABYMETALまでも
“ジャパニーズ・メタル”(“ジャパメタ”)に含めることに違和感を感じた人もいるかもしれない。

 というのも、“ジャパメタ”という言葉には、特有の音像が内包されているからである。
それは、LOUDNESSやEARTHSHAKER、浜田麻里、ACTION!、BLIZARDなどの80年代に活動していたバンドやアーティストによって構築されたあの時代の音であったり、
歌謡曲に通ずる臭いメロディ(「クサメロ」と称される)や、海外のRainbow、イングウェイ・マルムスティーン、
HELLOWEENなどのメロディアスなHR/HM(ハードロック/ヘヴィメタル)を、ジャパメタの典型的フォーマットと考えてきただろうからだ。

 80年代に活動を開始し、歌謡曲のエッセンスが混ざったデビュー当時のX(X JAPAN)の「紅」や「X」などの楽曲は、ジャパメタの典型的フォーマットと言える。
この頃のインディーズ・メタルには、ホントにクサい楽曲を持つバンドが少なくなかった。

 世界デビュー以降のLOUDNESSや、本格派ハードロックのVOW WOWは、80年代ジャパニーズ・メタルの中心バンドでありながらも、洋楽ヘヴィメタルっぽすぎて、
“ジャパメタ”という言葉はあまり似合わないし、00年代以降登場したバンドも同様に似合わない。だが、この際、言葉のイメージとは関係なく、本連載では、日本のヘヴィメタルであれば、とりあえず“ジャパメタ”ということにしたい。

◆♪BABYMETAL DEATH、♪X……テーマ曲を持つジャパメタ・バンド

 BABYMETALは、コンサートにて「We Are BABYMETAL!」と叫んでいる。これはX JAPANのコンサートでの「We Are X!」のオマージュであることは言わずもがなだろう。
この「We Are X!」は、X JAPANのドキュメンタリー映画『WE ARE X』のタイトルにも使用されており、また彼らのインディーズ時代には同名の楽曲もあった。
YOSHIKIメロディが炸裂しつつも、IRON MAIDENのニオイも感じさせ、今からでも新録でリリースしてほしいくらいの美味しい楽曲だ。

 そしてジャパメタの黎明期には、X JAPANの他にも、大阪出身のヘヴィメタルバンド魔女卵(まじょらん)が「We Are 魔女卵」というバンドのテーマ曲を持っていた。
この楽曲は、ジャパメタラーにとって重要な実写映画『魔女卵』(1984年)のオープニングテーマにもなっている。
余談ではあるが、同映画のキャッチコピーは“ツッパリ魂+OSAKA=ヘヴィ・メタル・キッズ”というもので、
その内容は、関西のライヴハウス“BAHAMA”を舞台に、ロックバンドのメンバーに恋したツッパリ少女が奔走する青春ツッパリメタルモノ(なんじゃそりゃ……)だった。

 話がそれたが、今回は黎明期のジャパメタ・バンドの多くがバンドのテーマ曲を持っていたという話を紹介したい。

 BABYMETALは「BABYMETAL DEATH」、X JAPANは「X」という楽曲を持っている。
ほかには、Earthshakerの「EARTHSHAKER」、ACTION!の「ACTION! 100,000VOLT」、BLIZARD「BLIZZARD」、
ANTHEMの「WILD ANTHEM」、聖飢魔IIの「The end of the Century」などがこれに当てはまる。

 おそらく、日本のヘヴィメタルの始祖であるLOUDNESSが、デビュー・アルバム『THE BIRTHDAY EVE ~誕生前夜~』(1981年)の1曲目に、
「LOUDNESS」というナンバーを入れていたから、後続バンドらもそのフォーマットに則ったのではないだろうか。

 

 
65:2017/09/09(土) 22:23:58.82
>>1

じゃあ motorhead の場合、

「motorhead」「We Are motorhead」

どっちがバンドのテーマ曲なんだよ?w


75: 2017/09/09(土) 22:38:21.76
>>1
BABYMETALのは日本のアイドル特有の自己紹介ソングだから他のジャパメタ勢とは全然別モノ
あとバンド名の曲があるのはバンド名が決まってないままレコーディングしてていざバンド名決める時に曲名を充ててたのが何故か日本で定着したから
日本だけじゃなく海外でも良くある話


89: 2017/09/09(土) 22:51:42.84
>>75
いや、明らかにジャパメタの歴史を意識してるでしょ
アイドル特有の文化があるとしても、それと同じような文化がメタルにもあったわけで、プロデューサーはメタラーなわけで


3: 2017/09/09(土) 21:59:27.33 _USER9
◆洋楽ヘヴィメタル・バンドにもテーマ曲があった

 実はこのバンドのテーマ曲というフォーマットは、洋楽ヘヴィメタルのバンドにも当てはまる。
IRON MAIDENの「IRONMAIDEN」、PRAYING MANTISの「PRAYING MANTIS」、ANGEL WITCHの「ANGEL WITCH」など、
NWOBHM(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル)に属するバンドらも自身のテーマ曲を持ち、これらはすべて1980年に発表されている。

 「ヘヴィメタル・バンドには、自身のテーマ曲がある」というフォーマットは、世界初のヘヴィメタル・バンドであるBLACK SABBATHの時点からすでにあったが、
とりわけNWOBHMのムーヴメントはインパクトが大きかったのだろう。

 ところで筆者が海外ヘヴィメタル・バンドに、バンドのテーマ曲があることを認識したのは、ヘヴィメタルの世界に入門後、しばらく経ってのことだった。
HELLOWEENの「HELLOWEEN」、HEAVENS GATEの「GATE OF HEAVEN」、BLIND GUARDIANの「GUARDIAN OF THE BLIND」、
REACTORの「REACTOR」、HELICONの「HELICON PART 2」など、ジャーマン・メタルのバンドがテーマ曲を持っていたのである。

 当時はジャーマン・メタルのムーブメントが巻き起こっており、筆者は某ジャーマン・メタルの布教に熱心な評論家のラジオ番組に乗せられて、
かなりしょぼいジャーマン・メタル・バンドまで追いかけていたのだが、レコード会社によるジャーマン・メタル青田刈りの末期は、
あまりにしょぼいバンドばかりで、寂しかったことを思い出す。

◆テーマ曲の源流はBAY CITY ROLLERS

 ではLOUDNESSは、何を参考にしたのだろうか。おそらくヘヴィメタルではないと思う。
というのも、LOUDNESSの前身バンドであるLAZYのデビュー・アルバム『This is the LAZY』(1978年)の1曲目が「レイジーのテーマ」だったのだから。

 そしてこれは、BAY CITY ROLLERSのデビュー・アルバム『Rollin’』(邦題『エジンバラの騎士』、1974年)の1曲目「ベイ・シティ・ローラーズのテーマ」をなぞっているものと思われる。

 LAZYは、売り出すにあたってBAY CITY ROLLERSを参考にしていたというのは有名な話。
つまり、ジャパメタ・バンドが、自身の名を冠したテーマ曲を持つというフォーマットの源流は、BAY CITY ROLLERSだったという答えにたどり着く。

◆ジャパメタとアニソンの意外な共通点

 ここで、ジャパメタとアニソンの共通点を指摘したい。アニソンというのは、男児向けの『マジンガーZ』、女児向けの『キャンディキャンディ』など、
いずれの場合もサビに番組タイトルまたは主役キャラ名を連呼するケースが多い。「番組冒頭に番組タイトルを冠したテーマ曲を流す」というフォーマットである。

 TVアニメの主題歌というのは、番組の顔であり、視聴者の心を掴まなければならない役割を課せられている。オープニングテーマ曲で、
番組タイトルまたは主役キャラ名を連呼するという手法は、非常に効果的であり合理的だ。

 筆者は物心つく前から、ロボットアニメの熱心な視聴者だった。そして1983年放送の『銀河漂流バイファム』をきっかけに、アニオタの道を歩むこととなった。

 そして、ロボットとは、鉄・重金属をまとったヒト型兵器であり、そのイメージにもっとも相応しい音楽ジャンルはヘヴィメタルだった。
しかも、ジャパメタとアニソンには、自身の名(バンド名・ロボット名・作品名)を冠したテーマ曲を持つという共通のフォーマットがあった。

 だからこそ筆者はそこに同じニオイを感じ、アニソンからジャパメタに移行しやすかったのだろうと、今、振り返ってみて思う。
この方程式は聴く側だけではなく、演奏する側にも当てはまりそうだ。つまり、ジャパメタ・バンドがアニソンを唄うのは非常に相性が良く、
また合理的でもあるということだ。いずれ書く予定だが、このことを証明したのが、アニメタルであり、JAM Projectであろう。

 アニオタの皆さんで、食わず嫌いだった方々は、是非ジャパメタを聴いてみてください。新しい世界が開けるかもしれませんよ。

【山野車輪(やまの・しゃりん)】

昭和46(1971)年生まれ。平成17(2005)年『マンガ嫌韓流』(晋遊舎)を出版し日韓関係のゆがみを鋭く指摘。『ニューヨーク・タイムス』
、『タイムズ』など海外の新聞メディアでも紹介される。同シリーズは累計100万部突破。ヘビメタマニアとしても2ちゃんねるや一部メタラーの間で有名。


4: 2017/09/09(土) 22:00:18.15
聖飢魔IIは創世記か悪魔組曲か地獄の皇太子じゃないのか


80: 2017/09/09(土) 22:45:16.12
>>4
バンド名が曲名に入ってるって括りだろ


20: 2017/09/09(土) 22:09:26.32
結局何がどうしたんだよ


25: 2017/09/09(土) 22:13:20.08
楽器隊からするとBABYMETAL DEATHは相当難そうな感じがする


26: 2017/09/09(土) 22:13:37.81
SEX MACHINEGUNSとか陰陽座あたりの1990年代末デビュー組は、どっちつかずな立場なんだなあ


108: 2017/09/09(土) 23:07:19.83
>>26
陰陽座はメジャー出たのが90年代じゃないし最初V系括りだったと思うわ


41: 2017/09/09(土) 22:17:38.19
テーマ曲ってバンド名と同じ言葉がタイトルの楽曲ってこと?


51: 2017/09/09(土) 22:20:15.28
ラウドネスはSDI、聖飢魔IIはファイヤーアフターファイヤーだろが


59: 2017/09/09(土) 22:23:56.46
>>51
ラウドネスのSDIというチョイスがどういうことなのか分からんけど、
象徴する曲というならCRAZY DOCTORじゃね?


53: 2017/09/09(土) 22:21:12.47
聖飢魔ⅡだとTHE END OF CENTULY


81: 2017/09/09(土) 22:45:49.28
筆者って誰だよって思ったら最後に山野車輪w


82: 2017/09/09(土) 22:46:03.72
We are ○○がXが元みたいな扱いだが
氷室がWe are BOOWYとか言ってたよな


96: 2017/09/09(土) 23:00:30.59
>>82
We Are Xというのはヨシキが高校生の時に作った曲のタイトル

ちなみに当時の文化祭での音源が残ってる
https://youtu.be/FeLanSOEUoI?t=372


84: 2017/09/09(土) 22:48:18.82
タイマーズがやってたタイマーズのテーマ
の影響がでかいんじゃないの

Hey Hey We’re THE TIMERS ~


87: 2017/09/09(土) 22:50:39.47
>>84
タイマーズはかなり後じゃね?
そもそもそれはMonkeesのカバーだし


88: 2017/09/09(土) 22:51:34.21
ラウドネスのテーマ曲は
THEME OF LOUDNESS Part Ⅱ
だろ?


94: 2017/09/09(土) 22:58:34.24
LOUDNESSのテーマ曲はcrazynightだろ


110: 2017/09/09(土) 23:08:00.24
「BOW WOWのテーマ・・・」(ボソッ

 

引用元:  

http://hayabusa9.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1504961894/

管理人の超余談ですがこの記事に出てくる関西のライヴハウス

「バハマ」で一度ライヴをやったことがありますw(自慢)

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