2014年 BABYMETAL あるハードコアファンの私見






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602: 投稿日:2014/07/09(水) 04:24:56.08
 redditに投稿された気合はいりすぎなスロバキアからのFANのロンドンコンサート 
  
The Queue,2000 km and the Barrier Experience. (Different hard-fan perspective) 

 
行列、2000km、柵の体験記(あるハードコアファンの私見)

はじめに、この文章に含まれるいかなるミスやエラーも見逃して欲しい。
私はコンサートが終わってから全く寝ていないし、今もスタンステッド空港で
iPhoneから書いてるのでね。

今回のコンサートについて私見を述べさせてもらいたい。実際のコンサートがどんな感じで
どれだけすばらしかったか皆さんよくご承知のとおりだと思う。なので私はカメラには映っていない
いくつかのことについて書きたいと思う。もしくは単純に私が感じたことかな。

昨日はひどい目にあった。タイトルに書いたことそのまんまだ。2人の友人とともに、ほとんどこの
gigのためだけにスロバキアからロンドンまで2000kmをやって来た。

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良く訓練された行列待ち人として
早めに会場に行った。午前8時くらい、つまり12時間待ちということだ。私と友人はテスコで2つの大きな
段ボール箱を買って行った。Metal Hammer誌でそこらに打ち捨てられてるのを良く撮られてる、
あの悪名高い’Put your fucking Kitsune up!’のバナーを作るためだ。
途中で出入りしてもいいように私の前に居た人たちに順番待ちで協力しようと持ちかけたら、彼らは
とても暖かく喜んでくれた。日本人の一団はあまり英語が得意ではなかったが、同じ情熱をもった
仲間だしそれだけが大事なことだった。彼らは非常に礼儀正しく、尊敬でき、いい人たちだったと
強調させてもらいたい。

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私自身の人生を振り返ってもあそこまではいかない。しかし、もちろん日本人だけ
ではなかった。世界中からやってくる人たちを見るのはとても感慨深かった。午前10時になるころには、
日本、香港、イギリス全土、デンマーク、私達スロバキアといった感じになった。さらに時が過ぎると
さらに国籍の幅が広がって言ったことは言うまでもない。フランス、ドイツ、全北欧、などなど。
さらに時間が経過し、続々と人が集まってきた。そして新しい人が来るたびに私は手に番号を書いてあげた。
このアイデアはMuseのgigで出会った少女がやってたのを拝借させてもらった。そして非常にうまくいった。
そして私達のような早くから並んでいた人たちを尊重してくれた警備員に大いに感謝したい。かれは
横入りしようとする人を排除しようとしてくれた。そんなことはめったにおきないことだからね。
しばらくして、日本の親切なご婦人がみなに綺麗な色の紙とサインペンを配り始めた。これでBabymetalへの
メッセージを書こうということらしい。彼女がどうやってメンバーに渡すつもりかは良く分からなかったが、
私も私の精一杯の思いをこめさせてもらった。
お昼には70人かたぶんそれ以上の行列になっていた。30人を過ぎたころには番号を書くなんて無駄だという
非常に傲慢な態度の人達が現れたためそれ以上は正確に追えなくなってしまった。そのため私は30を過ぎたら
番号を書くのを辞めてしまった。しかし、そのあとしばらくして気がついたが、人々は自発的にに続きの番号を
書いていたようだった。私はそれに非常に驚いたし、人々が自主的にそのシステムを続けて行ってくれた事が
とてもうれしかった。そのあともそれは続いていき、たしか160までは続いたと思う。すごいよね。行列は
通りを越えて続いていた。95%くらいの人は行列の後ろに続けて並んでいくのを見て私は嬉しかった。
とても悲しいことだが、もちろん横入りする人たちも居た。しかしそれを完全に阻止することはできないし
それについて怒っても詮無いことだ。


603: 投稿日:2014/07/09(水) 04:25:33.59
 何かの音が聞こえてきて、私達は通用口のほうへ殺到した。リハーサルの音なのか、サウンドチェックなのか。
漏れてくるいいね!のサウンドでハッピーになってたとき、Danaがちょうど目の前でタバコを吸ってるのに
気がついた。Danaや他のスタッフも混じって人の輪のようなものができていて、みながめいめいに話している
ような感じになっていた。だれかにDanaと一緒に写真をとってもらうのはちょっと場違いな気がしたので
ただ彼女の写真を撮るだけにした。他の誰もが彼女のことを気にも留めてない様子だったのでそれすらも
気恥ずかしかった。ただそれは完全にわたしの思い込みで、私が人の輪を離れダンボールシートに戻るころには
彼女の周りのグループは一緒に写真を撮っていた。
行列はいつものようにつまらないものだった。一緒に居た人たちはすばらしかったとはいってもよかろう。
そこらじゅうで踊ったり歌ったり熱心に語ったり。たとえ短い時間だったとしてもこれだけの全く違う人たちが
一緒になり理解しあっていたのはすばらしいことだ。たぶんここ以外ではこんなことありえなかっただろうし。
天気についても語っておきたいことがある。こんなのには全く慣れていなかった。雨をさえぎろうとかもしてたのに、
すっかり顔中日焼けしてしまった。実のところ雨はそんなに悪くは無かった。ぱらぱらっと何回か来た位で、
みなそんなにひどい目にはあわない程度だった。
メディアもやってきた。私はBBC radio 1の取材を受けたし、他にもいくつかのメディア、大体は雑誌の、
が来ていた。
行列の大半がベビーメタルのグッズを身に着けているのには大変驚かされた。 f:id:lastseen1013:20151202215319j:plain

ネットで買うとかなりの値段に
なることと、それがどこで売ってた奴かを考慮すると、かなりの人達はすでにベビメタのgigに行ったことが
ある人たちだろう。ハードコアファンたちの献身と愛情の深さを舐めていた。わざわざ遠くの日本から乗り込んで
くるなんてな。いかれてるぜ。(訳注:おま)
いよいよとなりドアも開き、さらにおかしな格好の奴らも姿を表し始めた。悪い意味でいってるのではない。
コスプレイヤー、メタルヘッズ、明らかにJPOPファン、スパイダーマン+スーパーマンの着ぐるみ、バロック調の
人たちすら居た。非常にバラエティに富んでいた。
18:45、開場。15分前に来たにもかかわらず横入りして後ろに回るのを拒絶したのが6人ほどいた。だがしかし!
ここで怒ったら負けだ。どうしようもない。そうだろ?入場はとてもスムーズだった。たびたび’走るな!’
と叫ばれるのを除いては。私と2人の友人は柵のまん前を確保できた。早くから一緒に並んでいた人たちも同じように
いい場所確保できていたのは嬉しかった。
柵の前では私の真横に13歳くらいの2人の少女がいた。間違いなく彼女達はなんらかのコネで入っていたのだろう。
たぶんForumのマネージャーかなんかの長髪で髭づらのでかいのがいて、この娘たちには特段の警護をしろとセキュリティに
念押ししていた。かれは父親か祖父かなんかだとおもう。彼女らは水じゃなくコーラ、とスナックを持っていた。
基本的に柵の前に視線を邪魔する機材があって、不幸な奴は見えづらかったりしたんだ。この娘達はバンドのこと
なんか知らないのだろう。もしかしたら知っていたのかもしれない。どちらにしろこの娘たちが一度だって歌っている
ようすはなかった。
そして1時間ほど辺りを見回していて、会場を鑑賞し、Enter Shikariでヘドバンしていたら、スターウォーズイントロが
始まった。

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そして3人の少女がバンドを従えて姿を現し、私は昇天した。


604: 投稿日:2014/07/09(水) 04:25:58.84
 後のことはもう知っているだろう。パフォーマンスは壮観だった。彼女らは期待以上だった。神バンドは完璧だった。
Bohは神だ。(私の国では神を意味する言葉だったりする)(訳注:いろいろややこしいです)
私の横の娘達は最初の曲でギブアップして、セキュリティがひっぱり出さなきゃいけなかった。私は柵に強く押し付けられ
肋骨が折れるかと思った。胸には大きなあざが残ったが、全く気にならない。ずーと踊りづづけ歌い続け、もっしゅし続けた。
カメラクルーも私のことを気に入ったのか10秒ごとに私の顔の横にカメラを寄せていた。
そして残りはもうわかりきってるだろう。コンサートがどれだけ劇的だったかわざわざいわなくてもいいだろう。
悪夢の輪舞曲と紅月はさらにすごかった。少女達は完璧なプロだ。ステージで繰り広げられたことは尋常でなく
息も奪われた。観衆とインタラクトしようとすらしていた。彼女達全員が俺を見てたのは確実。俺にウィンクもしてくれた。
Moaもだけどなんでかしらんけど特にYui。そして私はSuの注意を引こうとしてた。でも彼女はずっと歌っていたからか、
私が肺も裂けなんと彼女に合わせてがなっていたけど、2,3回うなづいたり微笑んだりしてくれただけだった。
さっきも言ったけど観衆は乱暴だった。いやほんとすごく。まぁそれはいい。私はモッシュピットが好きだ。なので
アンコールでは特等席を諦めモッシュに参加した。いやすごかった。YuiMoaがSuにひざまずくヘドバンギャーのくだりでは
ウォールオブデスの中心あたりで同じように拝んでいる奴をみつけた。なので私も同じようにしたら、いっぱい来た。
gigで拝むとか初めてだった。2階席からはさぞかしみものだっただろう。
そしてイジメになるとすべてが完全に狂った。これは今迄で見たウォールオブデスのなかでも最大級だった。
真ん中の人たちが先走るのを止めてくれてすげええ助かった。あれだ、ギターの始まりじゃなくてSuの偉大な発声の所な。
で、これで全部だ。紙ふぶきをすこし拾って物販にダッシュしてTシャツ買って外で待ってる友達のところへ行った。
その日にはじめてあった新しい友人達ってところがすてきだろ。俺達は抱き合い、さようならをいい合い、それぞれの友の所へ
帰っていった。
そしてこれが一番すんげえとこだ。gig終わり30分もたっていないが、俺達は公園へ行った。10mくらい離れところでなんか動いて
いるものをみた。なんかの動物か?俺は思った。ちょっと離れた藪から出てきたのは野良犬っぽかった。んでおれは友達にいったのさ、’もしこれが狐だったらちょーすげえのにな。HAHA’。で、近づいてみた。で、気がついた。そいつは全く持って
野良公じゃなかった。KITSUNEだお!FOXたんだお!コンサートが終わって15分後のことだ。
ああ俺はいまだに興奮している。すでにPGDS (post gig depression syndrome)だ(訳注:どっちやねん。薬中かよ!)。
時間をさかのぼってもう一回gigをみたい。でもむりだ;;(彼らがもっともっとビッグになって2,3年後には多くのフェスで
トリを飾るようになって、そしたら彼らが行く所全部についていくのにと願うことしかできない。
これは俺が今まで体験した中でももっとも偉大で驚くべきコンサートのひとつだ。すべての瞬間(とき)が愛おしい。
おれのたわごとを楽しんでくれたらうれしい。
追伸:悪夢の輪舞曲と紅月はちょおおおおぜつすんげえ。いまでも欲しくてたまらない。
追追伸:写真もたくさん撮った、が、アップロードするのはちょっと寝た後だ。


609: 投稿日:2014/07/09(水) 05:13:34.88
>>602
乙。読んでて情景が沸くいいレポにいい翻訳だ。早朝に胸が熱くなったわ
あとガチでキツネ様がいるとかファンタジーすぎw
なんかやっぱベビネタって神がかってんな


613: 投稿日:2014/07/09(水) 09:55:40.33
>>602
これ、先頭付近にいた明るい茶髪のアフロが伸びたみたいなモワッとした髪型のおにいさんかな?
行列のインタビューにも答えてたし


614: 投稿日:2014/07/09(水) 10:01:39.64
>>613
違う
あの人はイギリス人


615: 投稿日:2014/07/09(水) 10:15:10.88
>>613
BABYMETAL IN LONDON LINE
 

1分5秒あたり

このダンボールシートに座っている男性のどちらか、かな?
段ボールの端が切れているのが「Put your fucking Kitsune up!」バナーを作った可能性あり。 


617: 投稿日:2014/07/09(水) 15:34:20.91
>>604
>で、気がついた。そいつは全く持って
>野良公じゃなかった。KITSUNEだお!FOXたんだお!

紅茶ふいたじゃねーか!


610: 投稿日:2014/07/09(水) 05:17:02.87
彼女達全員が俺を見てたのは確実。俺にウィンクもしてくれた。

まあ、だいたいみんなそう思っちゃうよな。
ただ、こうなったらもう場を乱す邪魔なファンでしかなくなるがw

 

引用元:

http://hope.2ch.sc/test/read.cgi/babymetal/1448851195/

 

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